DevLOVE.Visualization#02 「ビジュアルコンプレキシティ -The Power of Visualization-」
DevLOVE.Visualization#02 「ビジュアルコンプレキシティ -The Power of Visualization-」に行ってきた。
データビジュアライゼーションに関しての、通史的&網羅的な内容で、 とても充実の内容でした。
「莫大なデータをビジュアライズして、新たな知見を得る(今まで見えていなかったものが見える)」って やっぱりすごい興味のある分野なので、自分でも手を動かして作って見ようと思う。
備忘録的にメモ書きをあげておきます。
0. Introduction
- 自己紹介
- パーソンズでデザインを学んで、NYに写ってBlogvizを作った
- 情報の伝わり方にフォーカスする中で、ビジュアライゼーションを集めだしたvisualcomplexity.com
- Nokia(UXデザイン)やMS(Bingのデザイン)で働いてた。今はCodeacademyで働いてる
1. The Historical Evolution of Data Visualization
- 9-16世紀を「Middle Aes」18-19世紀を「Golden Ages」20世紀からを「Modern Ages」と呼んで通史的にビジュアライゼーションを見る
ビジュアルコミュニケーションの原則
- Spatical Orientation(空間の定位)
- Order(順序)
- Limited sets or Chunking(情報をいくつかの塊にまとめる)
- Association(関連性、別のコンセプトと関連して覚えた方が思い出しやすい)
- Affect(感情とつなげる)
- Repetition(反復)
18-19世紀ごろから各種グラフなどが発明され、研究が進められていき、 オープンデータ・コンピュータストレージの大容量化などで、 インタラクティビティを含む新たなビジュアライゼーションに進化した。
2. Taxonomy of Data Visualization
- データビジュアライゼーションの分類学
ビジュアライゼーションのためのテクニックの分類
- CHARTS
- Maps
- Index Charts
- Flow Diagrams
- Trees
- Networks
- Matrix Charts
- Infographics
3. Principles of Network Visualization & Group Exercise
Principles of Network Visualization
- ビジュアライゼーションは複雑になりがちなので、シンプルさを保つ事が大事
ネットワークビジュアライゼーションの8つのポイント
1: Start with Question
- 質問から始めよう
- 富獄36景のようにたくさんのview pointを持って問題に望むこと
2: Look for Relevancy(関連性)
- Data Source + visualization Method
- Data Source(データのどこに着目するか?)
- Visualization Method(どういう質問をするか? 見る人のコンテキストとニーズ)
3: Enable Multivariate Analysis
- Edward Tufte
4: Embrace Time
- staticな関係は一時的なモノなので、時間の流れを意識すること
5: Enrich Your Vocabulary
- 語彙を豊かにすること(利用できる手法はいろいろある)
6: Expose Grouping
- グルーピングを表面に出す、関係性を強化
- Law of Similarity
- Law of Proximity(近接の法則)
- Law of Common Fate(感情やインタラクション、同じ方向に向かっているもの)
7: Maxmize Scaling
スケールを変えて考える事
- マクロ分析(pattern)
- 関係性分析(connectivility)
- マイクロ分析(entities)
8: Manage Intricacy
- 複雑性の管理
- 拡大する(zooming)
- 概要と詳細
Group Exercise
10人1グループで30分のディスカッション + プレゼンテーション
[課題] - 複雑になりすぎたFaceBookの友達ビジュアライゼーションをどう改善できるか?
[アウトプット] - ダイアグラムでもワイヤーフレームでも箇条書きでも可能